レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙の初共演が話題の「インセプション」と、コミック累計販売数500万部を突破し三浦春馬主演でドラマ化もされた人気漫画「BLOODY MONDAY(ブラッディ・マンデイ)」のコラボレーションが実現。オリジナルポスターが解禁となった。
目くるめく頭脳戦や予測不能の展開を見どころとし、サスペンスフルな設定と息もつかせない緊張感のあるスピーディな展開が「インセプション」の世界観とも一致することから、配給元のワーナー・ブラザース映画がコラボレーションを提案。「BLOODY MONDAY」を手がける龍門諒(原作)、恵広史(作画)も同作に共感したことから、夢のコラボが実現した。
「BLOODY MONDAY」を連載中の「週刊少年マガジン」7月21日発売号で、オリジナルストーリー4ページと映画紹介2ページ、ディカプリオのインタビュー1ページの特集を展開。裏表紙には、今回のために恵が描き下ろした「BLOODY MONDAY×インセプション」のオリジナルポスターが掲載される。同ポスターは7月21日前後から約2週間にわたり、大型書店の丸善、文教堂、ジュンク堂の全国各店舗にも掲出される。
配給元のワーナー・ブラザース映画は、「日本が世界に誇るコンテンツ“マンガ”。その少年漫画史を変えたショッキング・サスペンスと評判の『BLOODY MONDAY』とのコラボレーションが実現し、大変うれしいです。恵広史先生のオリジナルポスターの出来もとても素晴らしいです。反響が非常に楽しみ」と期待を隠さない。
また、龍門は「これは、ひと昔前なら映像化不可能な企画だ。人間の頭の中を映像として表現する技術は、『インセプション』のコンセプトそのまま、『イメージした映像を人間の脳の中にダイレクトに再現する技術』を空想させてくれた。未来がそのまま形になる映画の公開が、今から楽しみでならない」と興奮気味。恵も、「題材・発想の斬新さに驚きました。そして映像のクオリティに感動しました。想像力の限界を軽く超えた映画に、コラボで参加させていただくことができて光栄に思います。自分の想像力に、新しい発想が生まれる良い機会になりそうです。しかし、想像力の限界を超えたものをイラストにするのは非常に大変でした……」とコメントを寄せた。
「インセプション」は、「ダークナイト」で全米歴代興行収入3位の記録を作ったクリストファー・ノーラン監督の最新作。他人の夢の中で、アイデアを巡って繰り広げられる攻防を描くサスペンスアクション。7月23日から全国で公開。