女優、新垣結衣(21)が来夏公開の主演映画「ハナミズキ」(土井裕泰監督)で、新境地に挑むことが5日、分かった。
同作は歌手、一青窈(33)の大ヒット曲をモチーフにしており、主人公と相手役の俳優、生田斗真(25)との遠距離恋愛を描く。新垣は北海道・釧路市に住む18歳の高校生が東京の大学に進学し、外国で働く28歳のキャリアウーマンに成長するまでを演じる。
これまでは、制服姿に「ガッキースマイル」が定番だった。だが、ハタチを過ぎた大人の女性として、関係者は今作で女子高生役からの“卒業”を示唆している。自身初の海外ロケ(ニューヨーク、カナダ)が控え、英語のセリフにも挑戦。現在は釧路での撮影の合間を縫って、現地の英会話学校に通っている。
新垣は「学生時代から10年間、相手を想い続ける純愛を演じることは初めての経験です。心境の変化、実際の年齢による見え方など“時間の流れ”を皆さんに見せていければなと思います」とコメントを寄せた。